ホーロー鍋の寿命は？やってはいけないこと・寿命を長持ちさせる使い方

ホーロー鍋は見た目の可愛さで選ぶ人も多いです。ホーロー鍋の寿命はどのくらいなのでしょうか。

見た目は頑丈にも見えますが、実は衝撃に弱いホーロー鍋。落としたりぶつけたりしなければ10年以上使う人もいるようです。ホーロー鍋でやってはいけないことや使い方を知ると、寿命を長くできます。

ホーロー鍋に傷をつけないための調理器具も併せてご紹介しています。最後までお付き合いくださいね。

ホーロー鍋の寿命は？ホーロー鍋の買い替え時

↑鮮やかな色が揃っているル・クルーゼのホーロー鍋。お好みの色が見つかるかも。

ホーロー鍋の材質は体にとって安全なものです。見た目も可愛らしいものが揃っています。その可愛さでホーロー鍋を使う人も多いんですね。

寿命

ホーロー鍋は耐久性がないと言われています。それでも扱い方によっては、一つのホーロー鍋を10年以上使う人もいるようです。ホーロー鍋の耐久性とは、衝撃に弱いということです。傷がついたり欠けたり。

ホーロー鍋の寿命は、使い方によるとも言えるでしょう。

ホーローは割れるのかについても書いています。こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。↓

買い替え時

ホーロー鍋の材質は鉄とガラスです。ぶつけたり落としたりすると割れたり欠けたりします。外側の割れや欠けぐらいなら、見た目さえ気にしなければ使えます。欠けた部分から鉄の錆が出ることも。ただ、これは鉄さびなので体にとっては影響のあるものではありません。

中側が欠けたり傷がつくと、錆が食材にも移ります。鉄さびなので口にしても大丈夫なものですが、見た目や味がどうかなぁ。また、割れた時にガラスの破片が料理に入ることもあります。こうなったら潔く買い替えをしましょう。

↓バーミキュラは私がもっとも気に入っているホーロー鍋の一つです

ホーロー鍋の寿命は？やってはいけないこと

ホーロー鍋の寿命を長くするために、やってはいけないことは何でしょうか。

衝撃

ホーロー鍋の性質は耐久性に弱いです。落としたりぶつけたりしちゃいけません。よくありがちなのが、ガスコンロだと、ガス火の足（？）にホーロー鍋をぶつけてしまうことが。割れてしまいます。

炒め物

ホーロー鍋によっては、炒めることができるとしているものもあります。ただ、ホーロー鍋の性質上から炒めるのは避けたほうが寿命のためには良いです。

ホーロー鍋で炒めると、鍋の中で食材により温度差が出ます。焦げやすくなる。焦げ付かせるとホーロー鍋は傷がつきやすいです。カレーやシチューなど煮込む前の炒めは別のフライパンなどで行ってから、ホーロー鍋に移して煮込んだほうが良いです。

空焚き

ホーロー鍋の寿命を長くするために、空焚きは絶対にいけません。ホーロー鍋は鉄にガラスのコーティングがされています。空焚きによって、ひび割れができてコーティングが剝がれてしまいます。

急激な温度変化

ついついやってしまいがちなのが、調理後に水をかけてジュっとしてしまうこと。これはホーロー鍋に限らず鍋でもフライパンでも急激な温度変化を与えるのはNG。

金属のたわし

ホーロー鍋を洗う時。金属のたわしや研磨剤の入った洗剤を使わないこと。これもガラスのコーティングを傷つけます。コーティングが剝がれるとホーロー鍋の寿命が短くなってしまいます。

金属の調理器具

金属のたわしと同じように、金属のお玉などの器具を使わないこと。ガラスのコーティングに傷がつきやすく、ホーロー鍋の寿命を縮めます。

ホーロー鍋の寿命は？長持ちさせる使い方

↑一つあると便利な富士ホーローのミルクパン。やっぱりホーロー鍋は色が可愛いです

洗う

使用後に洗う時。中性洗剤とやわらかいスポンジでよく洗います。その後は布巾などでしっかりと拭いて乾かします。水気が残っていると錆の発生の原因になることも。

もし焦げてしまったら。ゴシゴシ洗いはしないで、ホーロー鍋にお湯を入れてしばらく置いておきます。それでも落ちない時は、お湯と一緒に重曹と油を入れてクツクツと沸騰させます。しばらく置いてからスポンジでやさしく洗います。

ぶつけない

ホーロー鍋は鉄にガラスのコーティングがされたものです。落としたりぶつけたりなどの衝撃に弱いもの。傷がついたりひび割れにも。置くときにもやさしく置きましょう。

調理器具

ホーロー鍋に使う調理器具は金属のものを避けて、木製のお玉やへらを使います。金属のものだと、ホーロー鍋に当たって傷がつきやすいです。調理器具も以下のような天然素材のものを使いたいです。

↓天然素材の木製お玉。ホーロー鍋を傷つけません。

↓桜の木を用いた木べら。ヘリも少ない硬い材質です。長時間の使用も大丈夫。

レンジ使用NG

ホーロー鍋はオーブンに使えることがあっても、レンジでの使用はできません。ホーロー鍋の材質は金属ですから、レンジは不可です。

冷ます

使用後に洗う際。ホーロー鍋がまだ熱いうちに水に浸けてはダメなんです。冷ましてから洗う。またはお湯で洗うなど、ホーロー鍋に急激な温度変化を与えないようにすることです。

ホーロー鍋の寿命は？やってはいけないこと・長持ちさせる使い方｜まとめ

ホーロー鍋の寿命は、正しい扱い方をすることで10年以上使えます。色など見た目の可愛さでも選びたいホーロー鍋。そして何と言ってもホーロー鍋は、使って体に害のない鍋なのです。ステンレスに比べると、重かったり傷がつきやすいなどのデメリットは確かにあります。

傷がついても体に悪いものが溶け出すということがなく、ホーロー鍋の寿命は長くさせることもできます。これから鍋を買い替えたいと思っていたら、こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。↓

あなたもホーロー鍋を上手に使いこなして、寿命を長持ちさせましょう。最後までお読みいただきありがとうございます。