重曹クエン酸はデマ？【重曹クエン酸水飲んでもいい？】

重曹とクエン酸を一緒に飲むなら飲み方のコツがあります。正しく飲まなければ効果がなくデマだ！となるのかもしれません。

賛否両論です。この記事を見つけたあなたは、一体どっちなの？重曹とクエン酸はデマなの？重曹クエン酸水は飲んでいいの？飲まないほうがいいの？とわからなくなっているのではないでしょうか。

重曹とクエン酸にはそれぞれに素晴らしい効果があります。デマと言われていても重曹クエン酸水を飲んでいる私が、あなたの疑問を解消します。

最後までお付き合いくださいね。

重曹クエン酸それぞれの効果

↑重曹とクエン酸を水に溶かすと、シュワシュワっとした微炭酸水になります

健康に良し、〇〇に良し！とされるものは、何でも世の中では賛否両論です。いつの時にでも。重曹クエン酸がデマだというのも、SNS上では広がっています。

そんなデマと言われている重曹クエン酸水を飲んでいる私。デマと言われていても飲んでいます。

弱アルカリ性

体は本来弱アルカリ性に保たれています。弱アルカリ性の状態が、体は元気でいられます。あなたはいつも元気ですか？いつも体調は良いですか？

そんなことないですよね⁉　病気をしていなくても、なんとなく体がだるいな、頭が痛いな、疲れがとれないな…など。これは誰にでもあることです。

私たちの体に不調が現れるのは、体が本来の弱アルカリ性状態ではなくなるから。元気でいられる弱アルカリ性から酸性状態に傾いていってなること。酸性状態になるのは、食べ物や生活習慣をはじめ、ストレスや運動などでも起こります。

体が酸性に傾くとなぜ悪いの？：体が酸性に傾くというのは、体にサビができることです。サビ付いた体の血液はドロドロになります。血液がドロドロの状態は想像がつきますね。

普通に生活してしているだけでも、体は酸性に傾いてしまうのです。これは誰にでもあります。病気に至るかどうかは、酸性状態を日々の自分の努力でアルカリ状態に戻してあげるかで違ってきます。

自分でできる努力。その方法の一つが重曹とクエン酸です。重曹クエン酸って、単なるデマじゃないんです。

重曹

重曹は体の中で、酸性のものと混じって中和する作用があります。重曹を飲むことで酸性に傾いた体を弱アルカリ性にすると、胃腸を整えて、疲労回復やアンチエイジングの効果となります。

疲労。疲れですね。これってバカにならないんですよ。”疲れは万病のもと”と昔から言われています。疲れをとるのには睡眠です。でも眠れないとか、寝ても疲れがとれないということないですか？

体が大きく酸性状態になってしまっているんです。そのままにしていると、老化も早まっちゃいます。アルカリ性質の重曹を飲むことで、睡眠がとれて、疲労回復ができる。若々しさを保つのはもちろん、体調不良の予防にも。

↓重曹を飲む際には、アルミフリーの食品添加物としてのものを選んでくださいね。

重曹は、食品添加物としての天然重曹と、掃除などに使われる工業用の合成重曹があります。私は掃除に使うものでも、食品添加物の重曹を選んでいます。分ける必要がないのと、いずれにしても安心だからという理由です。

↓重曹はこんなにいろいろ使えて優秀なんです。あっ、でも、絶対使ったらダメやで…(笑)。

重曹は神の粉と言われているほど、万能な白い粉なんやで

風邪、洗顔、かゆ止め、シャンプー、歯磨き粉、掃除などに使用できるで

どんだけ便利なんやと思うくらいや

みんながたくさん使うと商売が成り立たなくなるから使ったらダメやで

絶対使ったらダメやで

頼むで

— 鈴木たか☯️食と身体を考える (@taokun91) December 4, 2023

こうした使い方はもちろん、重曹クエン酸水を飲むことだってデマではないですよ。

クエン酸

クエン酸は酸性なんじゃない？と思う方が多いです。だからでしょうか、重曹のようにクエン酸もデマだと言われるのは。

クエン酸のように酸っぱいもの…梅干しは代表格です。他にはレモンやグレープフルーツなどの柑橘類。こうしたものを食べたとき。こんな経験ありませんか？

運動した後にスッキリするものが欲しくなる。なんか疲れたなぁという時に、レモンやグレープフルーツを食べたら、スーッと疲れがとれた…など。

これらはクエン酸の効果です。クエン酸は体の中に入るとアルカリに変わるのです。不思議ですね。いえ、ちゃんと理論はあります。TCA回路とか、ちょっとややこしくなるので、ここでは省略しますが、クエン酸は体の中に入るとアルカリになります。

↓重曹と同じく、クエン酸も食品添加物としてのものを選んでくださいね。

重曹とクエン酸。それぞれを見れば、それぞれの効果があります。重曹もクエン酸もデマじゃないんです。

重曹クエン酸水を飲むのはデマ？【効果は人それぞれなだけ】

重曹クエン酸がなぜデマだと言われるかのほうが、私にはわかりません。確かにSNS上では、重曹クエン酸が癌に効くというのを見かけます。

効果がある？ない？

癌に効くと言われるものは、重曹クエン酸に限ったことではありません。そして、そのものがなんであっても効くのか効かないのかはわかりません。

温泉水99という水をご存知でしょうか。温泉水99は飲料水です。これも所によっては癌に効く？というのも見かけます。温泉水99だって癌に効くかどうかは、わかりません。でもとっても美味しい水です。この温泉水99で重曹クエン酸水を飲むと更に良いです。

↓超軟水で日本人にとって飲みやすく、アルカリ度が高いとても美味しい水です。

温泉水99については、こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。↓

実際に癌の人が重曹クエン酸水を飲んでいたら、その人は本当に癌がなくなったのかもしれません。でも、だからといって、一人に効いたものが万人に効くというものはないと思っています。

また、重曹クエン酸水を飲むことで癌がなくなった人でも、決して重曹クエン酸水だけを飲んでいたわけではないと思います。重曹クエン酸水を飲むことを主に、他にも体を弱アルカリ性に戻すことを、あれやこれやとやっていたのではないかなと想像します。

人それぞれの効果

重曹とクエン酸においても、効果の出かたは人それぞれです。これは、元々のその人の状態で違ってきます。例えば…

私は整体サロンを営んでいます。初めて来る方で、体の状態の悪さを10とします。コップの水が溢れた状態。そこへ一回の整体施術をすると、10あったものが半分の５になったとき。それは体がとても楽になっと感じます。

そして、”わ～、こんなに楽になった～”と大喜びされます。では、その方が2回目以降はどうかというと…。前回が半分の５の状態だったので、そこから先の変化は緩やかになります。

そうすると、初めての時ほどの変化は感じられず、感動が減るのです。そうすると、あら⁉、なんか効果が違う、となります。これは、効果がないのではなくて、初めての時より状態が良くなっているからです。10から５になったら、大きな変化を感じます。でも、5から３だったら、変化は小さいです。

重曹とクエン酸がデマと言われるのもそこなのかもしれません。もともと体の状態がさそほど悪くない人が、重曹とクエン酸水を飲んでも、それほど効果を感じることはないでしょう。

クエン酸もそうです。私も経験があります。とっても疲れていた時に、スッキリするものが無性に欲しくて、グレープフルーツを一度に丸ごと食べたら、うそのように体がスーッと楽になったのを覚えています。

それに味をしめて、たびたびグレープフルーツをはじめとした柑橘類を食べていました。でも、あら？あの時ほどの違いは感じないなぁ…と。それは、たびたび摂り入れていたことで、体が大きく酸性に傾くことが少なくなっていたからです。

こうした果物のクエン酸効果も良いのですが、やはり食べ過ぎは果糖が多いのでほどほどが良いです。その意味ではクエン酸パウダーを摂るのが良いでしょう。

あるいは梅干しも良いですよ。昔から、”毎日一個の梅干しで医者いらず”とも言われています。梅干しを選ぶ際も自然塩が使われているものを選びましょう。

↓無農薬、無化学肥料の梅と紫蘇、自然塩で作られた梅干し。これまでスーパーなどで手軽に買える梅干しを食べていた人は、初めて食べるととてもしょぱく感じるかもしれません。これが良い梅干しです。

えっ？そんなにしょっぱいもので、塩分摂りすぎになるんじゃないの？と思うあなた。大丈夫です。私たちの体には正しい水と塩が欠かせない必要なものなのです。

↓塩と水が必要な理由については、こちらの本を参考にしてくださいね。

“塩と水で病気が癒える”。これだって、まさに賛否両論です。実践した人は、”素晴らしい！”と言います。疑うだけの人は、”デマだ！”と言います。重曹とクエン酸がデマと言うのと同じです。

重曹クエン酸・上手に飲もう

重曹クエン酸水って、正しい飲み方があります。飲み方を間違えると、効果は薄れるでしょう。効果がないとデマになるかもしれません。

別々に飲む

重曹クエン酸水を飲むなら、別々に飲むのが良いと言われます。一方で、重曹クエン酸は混ぜて飲むのが良いというのもあります。私は、自分の体感で、別々に飲むときと、混ぜて飲むときがあります。それぞれの性質がありますから。別々に飲む際に気をつけたいのは、それぞれの飲むタイミングです。

重曹は胃の中に入って胃酸を中和します。食べたものを消化するのに必要な胃酸の邪魔をしないためにも、重曹は食後30分は空けて飲みます。消化後の余分な胃酸を重曹が中和させます。

クエン酸は胃に負担をかけることがあるので、空腹時を避けたほうが良いです。

重曹とクエン酸を別々に飲むことについても書いています。こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。↓

合わせて飲む

重曹とクエン酸は一緒に水に溶かすと、シュワシュワと微炭酸水になります。この合わせて飲むことに意味がないという考えも広がっています。これが、重曹とクエン酸を飲むことがデマとなるのでしょうか。

重曹はアルカリ性。クエン酸は体の中に入る前は酸性。一緒にすることで飲む前に中和されてしまうではないか、という考えでデマとなるのかもしれません。

重曹とクエン酸を合わせて飲むのでも大丈夫です。ただし、飲み方のコツがあります。重曹とクエン酸を水に溶かしたら、泡が出ているうちに飲むことです。サッと一瞬で飲み切る。

重曹とクエン酸を正しく飲むコツについて書いています。こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。↓

重曹クエン酸はデマ？【重曹クエン酸を飲むのはデマじゃない】｜まとめ

体に良いと言われるものは、いつの時でもデマと言われます。なぜなら、どれにも科学的根拠なんてないからです。根拠なんてないけれど、信じてやるかやらないかの違いです。

また、こうしたものはテレビなどでは出てきません。テレビでやるから信じる、やらないから信じない。それは人それぞれです。

私は痛くて辛いドライアイになった時。医者に通っても全然良くならず、その時に塩水療法を知りました。藁にもすがる思いだったので、科学的根拠なんて必要ありませんでした。あっという間に良くなりました。これも試すか試さないで、デマだと終わらせるかは、人それぞれ。私は、とにかく辛くて、何とかしたかったので試しました。

↓私が救われた塩水療法を知った本です。

同じです。何でもない人が重曹とクエン酸を飲んでも、さほど効果も感じないからデマになるのかもしれません。痛い、辛いという思いをしている人が、重曹とクエン酸水を飲むことで改善できればデマじゃないんです。

あなたが自分の体の状態で、必要なら重曹クエン酸水を飲む。それでいいと思います。そのためには、いつも自分の体の状態を知ることが必要です。

私は今、特に何かの不調を持っているわけではないですが、病気にならないための予防として重曹とクエン酸を飲んでいます。デマというのを信じて、体を酸性に傾いたままにするかどうかは、あなた次第なんですよ。

最後までお読みいただきありがとうございます。