エプソムソルトと重曹の違い【それぞれの違いと入浴効果】

欧米では古くから一般家庭やセレブにも使われているエプソムソルト。体の内から外からきれいになれるのです。キラキラした結晶のようです。一方で、重曹もお風呂に使えます。白い粉です。

エプソムソルトと重曹は成分も性質も違います。それぞれの効果と特長をお伝えしていきますね。

どちらがいいかは、あなたの好み次第。エプソムソルトと重曹の違いを知って、上手に使い分けてください。

エプソムソルトと重曹・効果と使い方

エプソムソルトと重曹は違うものです。どちらもお風呂で使えます。それぞれの成分や効果を、まず簡単に見てみました。

	エプソムソルト	重曹
成分	硫酸マグネシウム	炭酸水素塩
効果　特徴	血行促進　保湿　疲労回復　美肌 マグネシウム経皮吸入追い焚き可	血行促進　皮脂汚れ　角質除去 追い焚き非推奨
使い方・頻度	毎日	週1～2回

↓こちらは二チガのエプソムソルトです。一袋が4.5㎏の5袋セット。一袋で買うより安くなっています。たっぷり使えます。私は扱いやすくするために、手頃なタッパーのような容器に移して脱衣所に置いています。

\ コスパ最強のエプソムソルト /

↓こちらは食品グレードの重曹です。食品添加物としての重曹は、一般的に大体1㎏です。入浴として使うのには2㎏あるので、十分に使えます。

エプソムソルトはマグネシウム入浴

欧米では古くから一般家庭や、そして今ではセレブがこぞって使う入浴剤のエプソムソルトです。それだけ効果が高いものです。私自身エプソムソルト入浴を4年以上行っています。家ではストックを切らしたことがありません。

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エプソムソルト

エプソムソルトという名に塩のソルトが入っています。けれど、エプソムソルトに塩は含まれていません。エプソムソルトが発見されたのが、イングランドのエプソムという所なので、その名になったのが由来です。

エプソムソルトは海水から採れる硫酸マグネシウムという安全な成分です。海にもともとある成分。マグネシウム入浴とも言えます。

欧米のセレブにも使われるエプソムソルト。試してみると、なるほど！とわかります。

海水にはミネラルがたっぷりなんです。ミネラルの中でも特に私たちの体に必要不可欠なのがマグネシウム。マグネシウムが不足していると、体にはいろいろな不調が現れてきます。そのマグネシウムをお風呂に入ることで体に摂り入れられるのです。

エプソムソルト入浴の効果

• お湯がなめらかになる→初めてエプソムソルトでお風呂に入った時。すぐに感じたのがお湯のなめらかさです。私のサロンでもおすすめしています。全員がお湯の違いを実感したと言います。エプソムソルトを浴槽に入れたことを家族に言わずいたら、家族から”今日、お風呂のお湯が違うね。気持ち良かった”と言われることもあったそうです。
• 疲労回復→マグネシウムには疲労回復効果があります。エプソムソルトでマグネシウムを肌から吸収できます。肌からマグネシウムを取り込むことで、筋肉を和らげます。疲労感や肩こりなどに効果的です。
• 腸の働きを良くする→マグネシウムには腸の働きを良くする効果があります。便秘解消。
• 肌の保湿→肌をしっとりさせてくれます。十分なエプソムソルトの量で入浴すると、お風呂上りには、もう何もつけなくてもいいほどです。
• 発汗作用→エプソムソルト入浴はとっても温まります。発汗作用があり、代謝が上がるので、瘦せやすい体質に変われます。お風呂上りしばらくは、体のポカポカが続いています。ホントに冷めませんよ。

エプソムソルト入浴をしている人、多いんですね。

お風呂にエプソムソルトを入れた効果か汗がめっちゃ出る

— 星煇(元・涙河) (@seiki_AA) August 13, 2023

エプソムソルトを使い出してから
寝付きの悪かった私が、気絶するように眠ってしまう
朝早く起きるし
凄い…凄いよエプソムソルト

— ko-suke！#83 (@cub20202) August 15, 2023

エプソムソルトのお風呂に入ったら、肌が白くなり、キメが細かくなった。。😍
顔にパシャパシャすればよかったっ！！
パシャパシャしなかったから、顔はいつもと変わらんよ😳 pic.twitter.com/d19IGqpIAl

— モモたま　ダイエット中　フォロー喜びます♪ (@momotama1977) August 14, 2023

使い方

一般家庭の浴槽は大体150~200リットルです。そのお湯に150∼200gが適量と言われています。300∼400gの量が海水の濃度と同じになります。せっかく入るならと、私は多めに使っています。↓この写真のカップ一杯で約200ｇです。私はこのカップ3杯ぐらい入れています。効果として感じやすいからです。

エプソムソルトの特徴

エプソムソルトは肌への刺激もなく、子どもでも入れます。また、風呂釜を傷めることがなく追い焚きもできます。

＼ たっぷり使えてコスパ良し！／

重曹で弱アルカリ入浴

\ 不純物のない食用に使える重曹 /

重曹

重曹というと、お掃除で使っている方も多いと思います。重曹はナトリウムの塩分が含まれる炭酸水素塩。重曹水として飲むこともできます。口に含むとわかるのですが、しょっぱいです。ただし、重曹入浴や重曹水として使うものは、不純物が取り除かれている食品添加物のものを選んでいます。

アマゾンの重曹は、こちらからクリックで見れます。

重曹入浴の効果

• 肌洗浄→重曹が家の中のお掃除にも使われるように、入浴で体のお掃除もできちゃいます。溜まった皮脂汚れや角質除去で、肌がきれいになります。
• 血行促進→重曹は水やお湯に溶かすと、炭酸ガスが発生します。炭酸ガスは皮膚から素早く血管に入り込んで、血流が良くなる効果があります。疲れや筋肉疲労回復に繋がります。
• 新陳代謝が高まる→新陳代謝は古いものが新しいものに変わるときに使われるエネルギーです。新陳代謝が高まると、体の細胞が生まれ変わりやすくなるのです。だからきれいになります。
• 重曹入浴をすることで、その後のお風呂掃除が楽になります。

重曹入浴の使い方

一般家庭の浴槽は150~200リットルです。浴槽に大さじ一杯から3杯程度入れます。

重曹入浴の注意点

重曹の性質は弱アルカリ性です。入れすぎると、肌の乾燥になります。特に乾燥肌や敏感肌は注意です。また、重曹は洗浄作用があります。重曹入浴をしすぎるとかえって肌への負担になることもあるので、週に1～２回を目安にします。

重曹は風呂釜を痛める可能性があるので、追い焚きは避けたほうが良いでしょう。

＼ 料理にも使える ／

エプソムソルトと重曹の違い【それぞれの違いと入浴効果】｜まとめ

	エプソムソルト	重曹
成分	硫酸マグネシウム	炭酸水素塩
効果・特長	血行促進　保湿　疲労回復　美肌 マグネシウム経皮吸入 追い焚き可	血行促進　皮脂汚れ　角質除去 追い焚き非推奨
使い方	毎日	週に1～２回

エプソムソルトは毎日入浴できて、体にも肌にもとても良いものです。重曹も効果は良いのですが、肌の乾燥を考えると毎日の使用はできません。

重曹に代わって毎日使える重炭酸イオン入浴もおすすめです。程よいシュワシュワっと泡がでる入浴剤です。↓

冬に限らず、夏でもエアコンで冷えた体にはやっぱりお風呂。一年を通して毎日湯船に浸かりたいものです。入浴剤も楽しみながら、その日の気分に合わせて変えてみるのもいかがでしょうか。楽しめる入浴剤の記事も書いています。

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最後までお読みいただきありがとうございました。