ぬちまーすと雪塩の違いって何?【どっちがいい?どちらも美味しい塩です】

ぬちまーすと雪塩。どちらも沖縄で作られる美味しい塩です。同じ沖縄で作られているけれど、ぬちまーすと雪塩の違いって何かしら?と思うことありませんか。どちらもよく売れているようです。SNSでも多くの人に取り上げられています。
とても人気で美味しいぬちまーすと雪塩の違いを知るために、製造方法や成分を調べて比較してみました。どちらがいいか?って? どちらを選んでもいいです。どちらもミネラルをたっぷり含んだ美味しい塩です。

パセリ
10年の海外生活、介護福祉士を経て、現在は整体師として働いています。
体や心の不調の経験から、健康のために色々な方法を勉強して実践
取り入れて良かったものを、自分のサロンの中でもお伝えしています。
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医師に相談して出会えた水素吸入も、今は生活の一部になっています。
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ぬちまーすと雪塩の違いって何?【製造方法と成分】

最近とっても人気のあるぬちまーすと雪塩。どちらも沖縄のきれいな海水から作られています。ぬちまーすと雪塩の決定的な違いは製造方法です。
ぬちまーすの製造方法
ぬちまーすは沖縄の宮城島という太平洋側の海水が原料です。創業者である高安正勝氏が何百回という試行錯誤を繰り返して、遂に粉雪のような塩のパウダーができたということです。
試行錯誤を繰り返して辿り着いたのが、常温瞬間空中結晶製塩法という特殊な製法です。海水に円盤を高速回転で当てて細かい霧にするのです。その霧に温風を当てると水分だけが瞬時に蒸発して、空中で結晶させるという方法です。
結晶化したものがミネラルとして、白い雪のように積もるのだそうです。その積もった塩を手作業で収穫して乾燥、ふるいにかけるという、なんとも手間のかかる製法です。
雪塩の製造方法
同じ沖縄でも雪塩は海の透明度が随一と言われる宮古島で作られています。島自体がサンゴ礁の働きで形成された琉球石灰岩という地層からできています。その地層を通して汲み上げた地下海水が原料となっています。地下海水から汲み取るということは、きれいな海水ということです。また、台風の多い沖縄ですが、地下海水を汲み取るためのの構造物を海の中に作る必要もなく、台風や雨といった影響を受けません。
雪塩の製造工程は。汲み上げた海水を大きな釜で二日間くらい煮続けて蒸発させます。濃縮させます。次に熱した金属板に海水を吹きかけて、2秒で水分を蒸発。一瞬で結晶化となります。この工程により、にがりの部分が塩の中に閉じ込められます。こうして塩分だけではなくミネラルを含む塩となるわけです。
ぬちまーす雪塩の成分
ミネラルの数としてはぬちまーすの方が多いです。最初は2000年2月に世界一多様なミネラル分を含んでいることからギネス認定を受けました。その後更なる研鑽により、21種類のミネラルが検出されています。
雪塩も2000年8月にミネラル成分の多さでギネスブック認定を受けています。
*注:現在では、認定にそのカテゴリーがないため表記はできなくなっています。
成分100g当たり | ぬちまーす | 雪塩 |
食塩相当量 | 73.34g | 72.6g |
ナトリウム | 29.25g | 28.6g |
塩素 | 52.82g | 50.1g |
カルシウム | 440㎎ | 832㎎ |
マグネシウム | 3620㎎ | 3310㎎ |
硫酸イオン | 4420㎎ | |
カリウム | 1140㎎ | 1000㎎ |
臭素 | 160㎎ | 1700ppm |
ストロンチウム | 12㎎ | 144ppm |
ホウ素 | 8.4㎎ | 2050ppm |
フッ素 | 2.3㎎ | 2.7㎎ |
鉄 | 0.41㎎ | 0.14㎎ |
ケイ素 | 0.23㎎ | ー |
亜鉛 | 730㎍ | ー |
イオウ | ー | 2050㎎ |
リチウム | 460㎍ | ー |
ヨウ素 | 29㎍ | 0.07㎎ |
モリブデン | 26㎍ | ー |
総クロム | 24㎍ | ー |
ニッケル | 18㎍ | 0.45ppm |
銅 | 15㎍ | ー |
バリウム | 14㎍ | ー |
マンガン | 5.3㎍ | ー |
ルビジウム | ー | 8ppm |
ここにあるミネラル成分表は、それぞれの公式サイトにあります。ただし、塩が作られる時期、季節などによって、商品に記載されているミネラル成分は変わることがあります。これが何も加えないという自然だからこそです。
現在なかなか買えない貴重なぬちまーすです↓

とにかく消費量が多くてすぐになくなるので、雪塩を私はいつもまとめ買いをしています。↓

塩をそんなに摂っていいの?と思っているとしたら、こちらの本を読んでみてください。↓塩は体に必要なものです。

ぬちまーすと雪の違いって何?【それぞれの塩のタイプは?】

私が毎日食べている雪塩です。二つのタイプを使い分けています。↑
ぬちまーすも雪塩も、塩のタイプはパウダータイプと顆粒タイプがあります。もっと細かく言うと、実際には粒の大きさが違う4種類になりますが、一般的に手に入るものとしてはパウダータイプと顆粒タイプです。
パウダータイプ
パウダータイプはぬちまーすも雪塩もどちらも粉雪のようなパウダー状です。味は人それぞれ好みがありますが、私の感想としては、ひと言でいえば、どちらもとてもまろやかで美味しい塩です。
今はぬちまーすが売り切れなので、雪塩を愛用しています。そして、パウダータイプを塩水にして毎日飲んでいます。もちろん、ぬちまーすあればぬちまーすで塩水を作ります。体にとって必要不可欠なミネラルが豊富です。とっても体が喜びます。
そんなぬちまーすでも雪塩でも、塩水として飲む方法も書いています。こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。↓

顆粒タイプ
ぬちまーすにも雪塩にも顆粒タイプがあります。サラサラしていて、私はお料理に使いやすいなと感じています。どちらも塩分だけでなくミネラル成分が豊富ですから、塩分過剰にはなりません。このようにミネラル豊富な塩を食べることで、むしろ体が変わるとぬちまーすの創業者高安正勝氏は言っています。↓

ぬちまーすと雪塩の違いって何?【手に入れやすいのは雪塩】
ぬちまーす売り切れ
ぬちまーすってとっても人気なんですね。売れに売れていました。現在は残念なことに、以前買えていたスーパーなどでも全くぬちまーすを見ることはなくなりました。公式サイトを見ると販売停止になっています。
そんなぬちまーすの売り切れについても書いています。こちらの記事もあわせて読んでみてくださいね。↓

手に入れやすいのは雪塩
ぬちまーすと雪塩の違いに製造方法があります。雪塩の製造方法は、天候などに左右されることがないため、ぬちまーすに比べると安定的に製造されるのでしょう。ぬちまーすは現在販売停止ですが、雪塩はスーパーなどでもネットでも手に入れやすいです。
ぬちまーすと雪塩の違いって何?【どっちがいい?どちらも美味しい塩です】|まとめ
ぬちまーすと雪塩の違いの大きな違いは製造方法です。どちらもまろやかでとても美味しい塩です。沖縄のきれいな海水から作られています。含まれる成分の数にも少し違いはありますが、どちらを食べても優秀な塩です。ただ、ぬちまーすは現在販売停止です。手に入れやすいのは雪塩です。
欠かさず毎日食べたい美味しい塩。ぬちまーすと雪塩の違いをお届けいたしました。
最後までお読みいただきありがとうございました。