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ポジティブとネガティブその中間

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Q:あなたはポジティブ?ネガティブ?

A:ポジティブな時が多いけど

たまにネガティブになることも…

ポジティブかネガティブかのどちらかに

偏るのではない”中間”になると今よりもっと

楽になれることもありますよ。

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目次
管理人『パセリ』のプロフィール

パセリ

10年の海外生活、介護福祉士を経て、現在は整体師・パーソナルコーチで、自営サロンを経営。

自身の体や心の不調の経験。整体師として2000人以上の人の体に触れて、心との対話からの経験で、健康のために色々な方法を勉強して実践

取り入れて良かったものを自分のサロン同様にこのブログの中でもお伝えしています。

シンプルでお金がかからない塩&にがりの”塩ライフ”もおすすめです。

医師から勧められた水素吸入も、今は日常の習慣になっています。自分の不調の経験から、シンプルが一番と気がつきました。” 食も生活も人間関係もシンプルに " の生活スタイルと体と心の健康を発信しています。

からだも心も毎日が晴れのち晴れでありますように。

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ポジティブでもないネガティブでもないその中間

人は気分が変わるもの。感情もありますね。

だからポジティブな時もあればネガティブな時もある。

また気分だけではなくその日の体調でも

ポジティブになったりネガティブになったりすることもあります。

ポジティブな人:物事も思考も前向きに捉える。何か失敗したりうまくいかなかったとしても”仕方ない”と割り切って気持ちを切り替えて前に進む

ネガティブな人:”どうしてあんなことしたんだろう”と過去にこだわり、 ”失敗したらどうしよう” と未来に不安を持つ。失敗したりうまくいかなかったら、”あ~、やっぱり”と、そこで停止してしまう

中間とは

ずっとポジティブでいるのではなく

またずっとネガティブのままではないその中間。

ポジティブな人のように ”大丈夫!” 

”なんとかなる!” やネガティブな人のように 

”どうしよう””私なんかどうせ…”のようなことがないのが中間です。

中間の人というのは、自分が今いる現状だけを見て”大丈夫”も”どうしよう”など何もそこに付け加えない人です。

心理学のテストでグラスに入った水の話しがあります。有名な話しなのでご存じの方も多いでしょう。

Q:このグラスに入った水を見てどう思いますか?

ポジティブ:まだ水が半分あります。

ネガティブ:もう水が半分しかありません。

これを私も仕事でのセラピーに使うことがあります。

これは心理テストで用いられるので、この質問を知っているポジティブな人は、”あ~、これ知ってます”と

言って”まだ”と前向きに答えます。実際の心理テストとして用いるのは、ここでポジティブなのか

ネガティブなのかを区分けするのです。

でも私が聞く多くの現実の答えは

ポジティブでもなくネガティブでもない中間なのです。

中間:水が半分入っています。

この答えに私が少しの間黙っていると

”えっ?何か他にあるんですか?”と私を不思議そうに見ます。

その表情が天真爛漫にさえ見えます。

そうなんです。これが中間の人です。

実際にこの心理テストをご存じないということもありますが

この中間の人には、”まだ” や ”もう” 

あるいは ”~しか”という余計な言葉はつきません。

その見たままです。今そこにあるものを自分の見たままで捉える。

ポジティブに隠れるネガティブ

そもそも人は気分や感情を持って生きています。そのため日ごろはポジティブでいることが多い人でも

ある時にはネガティブな気分や感情は出てきます。

ポジティブの奥にあるネガティブ

”さぁ、今日も前向きに明るくいこう!” 

ポジティブな人はこのように言葉に出します。

これは自分をポジティブに高めようとしたり、周りに ”ポジティブであれ!”と元気づけることもあります。

”ポジティブでいた方がいいんだよ”と。

私自身どちらかといえばこのタイプです。

後ろ向きに考えているよりはポジティブでいた方が

楽だなということがあります。

なぜ ”さぁ、今日も明るく前向きに” などと言うのかわかりますか?

私がこのタイプなのでよくわかるのですが

自分に言い聞かせているのです。

これは自分の奥にポジティブではない部分が

あるのを自分でわかっているからです。

そのためあえて口にしてあるいは心の中で ”明るく前向きに”と言って自分を持ち上げるのです。

これに限ったことではありませんが

人は自分が普通にできることって

あえて言う必要はないんですね。ネガティブに陥らないようにするためです。

人には気分や感情があるからこそポジティブな人であってもネガティブが見え隠れしています。

弱さがあるのですよ。昨日まではポジティブだったのに今日はネガティブなんていうことも

普通にあります。ポジティブとネガティブを往来しています。

このタイプも無理にネガティブを押し込めようとするのではなく、けれどネガティブにすとんと

入ってしまうのでもなく、ポジティブでもないネガティブでもない中間になる時があると

無理なくもう少し楽にいられるものです。

気分や感情があるのが人間ですから隠したり抑えつけたりしないことのほうが大切です。

スーパーポジティブ

ここまでのように自分の弱さを知りながら

それを見せないためにポジティブでいようとするポジティブより

常に全力のスーパーポジティブという人もいます。素晴らしいと言えば素晴らしく

このタイプは何事も頑張り続ける人です。

頑張り続けてある時にプツンと糸が切れた状態になることも。

そうなるまでにポジティブとネガティブを往来することもありません。

自分に弱さがあることに気がついていないためです。

このスーパーポジティブの糸が切れた時に病気にまでつながってしまうことがあります。

自己肯定感を高く持ち続けて自信がある人こそです。

後述しますがネガティブでずっといるのも良くないですが、このスーパーポジティブで

居続けるのも健全とは言えません。

だからこそ、中間になれる時があると良いですね。

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中間がどちらにも無理がない

思考や発する言葉がいつも後ろ向き。ネガティブの量が多いのです。

ネガティブもスーパーポジティブもどちらかに偏り続けるのは心にとって良い状態ではありません。

そうかといってネガティブが強い人が

ポジティブを目指すのは無理があります。

ポジティブになろうとすればするほど

逆にストレスを大きくしてしまいます。

そのためその中間が程よい状態です。

ネガティブの思考の癖

ネガティブな人でも実はポジティブを持っていることもあります。

ネガティブの量が多い人は自分のポジティブな部分があることに気がついていません。

思考の癖があるからです。

何でも後ろ向きに捉える。”どうせ私なんて…” ”そんなの無理に決まってる” 

”あぁ、やっぱりね…”。

たとえ何かうまくいったとしても、”たまたまだ”とか、”次が同じようにうまくいくわけなんかない” など

どこまでもネガティブ思考。

こんなふうになんでも後ろ向きに捉える人の

原因として自己受容ができていないことがあります。

自己受容?と思う方は自己受容と自己肯定の違いのこちらの記事も読んでみてくださいね。

こうした思考の癖は、それ以上落ち込んだり傷ついたりしないように予防線を引いています。

ポジティブな人のように、”大丈夫!” とか ”なんとかなる!”と自分を高めておきながら

実際の結果がなんとかならなかったら耐えられないんです。

ネガティブに予防線を引いておけば、”あぁ、やっぱりね” で済むのですね。

ネガティブなままが良くない理由

ネガティブな思考の癖をつけたままでいると、いい目にあわないんですよ。

また、たとえいい目にあったとしても、ネガティブな思考のままだと素直に喜べないんです。

これがどういうことかおわかりになりますか?

良いことがあっても自分で手放してしまうのです。ネガティブだけを手元に抱え込む。

これだと良いものが寄ってこなくなります。

”類は友を呼ぶ” とはよく言ったものです。自分に寄って来るもの、集まるものは自分と同じレベルのものです。

同じように自分を成長させることができない、自己肯定感の低い人が周りにいるようになります。

しかし、ネガティブな思考が強い人がポジティブになろうとするのは相当大変です。

切り替える努力をしてみても良いですが、何かあった時の反動は今以上です。

中間になるために

自分に弱さがあることをなんとなくでもわかりながら自分を持ち上げてポジティブになるタイプは

時にネガティブにもなります。これは気分や感情を持つ人間として悪いことではありません。

このタイプのポジティブな人は、何かがあって沈んでもちょっとしたきっかけで

またすぐにポジティブになれたりするものです。

中間になったほうがいいのは、ネガティブ思考の癖がついたネガティブと自分の弱さに

気づいていないスーパーポジティブな人です。

スーパーポジティブが中間へ

スーパーポジティブはいつも先を先を見て、全てを前向きに捉えて行動していきます。

何事にも常に全力で頑張ります。

そこにプツンと糸が切れた時、それでもスーパーポジティブは”なんで私が?”と自分の状態を受け入れることが

できません。そのとき精神的には本人も気づかない悪い状態を引き起こしていることがあります。

前向きに頑張りやなのは素晴らしいです。

繰り返しますが、人には気分や感情があります。それを無視して常に自分を高めて全力でというのは

自然なことではありません。

張りつめた糸をちょっと緩めて、時に何も付け加えないそのままの自分になれる中間に

いくことがあっていいのではないでしょうか。

ネガティブが中間へ

人が持つ気分や感情には、過去のことやまだ起きない未来を想像することでそこから心配や不安と

なります。ネガティブな思考の癖がついてしまっている人は、過ぎた過去に留まり、

それ故に未来を明るく捉えることができません。

そんなネガティブな人が中間になるためには、”今”だけに目を向けるようにすることです。

”グラスに水が半分入っている” と。事実の状態だけを見るのです。そのままです。

過ぎた過去をくよくよしたり、何が起きるかわからない未来をあれこれネガティブな思考を巡らせていても

疲れるだけです。いつもいつもこの中間でいる必要もありません。ネガティブに戻ることがあってもいいですし、

中間になってみたりと、そして時には頑張ってポジティブになってみる。

今よりは楽に過ごせますよ。

ポジティブとネガティブそしてその中間|まとめ

ポジティブとネガティブの中間

何事も前向きに捉えているポジティブでいることは良いですし、ポジティブであることをすすめる本や

セミナーなどがたくさんあります。

でも私は、そんな常に自分を高めて前向きに頑張り続ける人を見ると、時には痛々しささえ覚えてしまいます。

ここまで何度も繰り返していますが、人間には気分や感情として喜怒哀楽があります。

かなしいことがあったら沈みます。泣きたいことがあったら立ち止まることもあります。

人は、強い部分もあり弱い部分もあります。そのどちらかが出た時にポジティブになったりネガティブに

なったりしていいと思います。ポジティブだとかネガティブだとかを意識するのではなく、

だからこそ何も加えることも引くこともしない中間というそのままでいることが

最も自然なのではないでしょうか。

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