正直者は損をする?損か得かは自分次第

仕事でもなんでも立ち回りがうまくて、言葉がぽんぽん出てきて端から見ていると、

そつなくやりこなしている人っていますよね。

でも、あらっ⁈ わたしに言ってたことと違うこと言ってるんだけど…⁉

だけどなんだかこういう人のほうが仕事ができるように見えるし、その人のまわりはいつもにぎやかで

花が咲いているような…。

あっちこっちで言ってることがどれが本当なのかわからないけど、

いい思いしているなら正直者じゃなくていいのかも。

正直でいるために損してるなぁ、正直に生きるほうがバカみたい…なんて感じている人。

どっちがいいでしょうか。

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目次

損をしても正直者のほうがいい

正直者で生きるか、うそやごまかしで生きるか。どちらがいいか。

それはおのずと見えてくるのではないでしょうか。

積み重ねの行く末

その場その場で言うことが違って、うそなんだけどそのときはもっともらしく聞こえちゃう。

こっちは正直に言ってて仕事では怒られちゃうし…。やっぱり損するなぁ…。

そうですね、ちょっとずる賢い人なら正直にものごと言わず、すり抜けられることってありますね。

そんなことを見ていると、” 正直者は損をする” とか ”正直者はばかをみる”とも言いたくなります。

でもそのときだけを見ればそうかもしれませんが、正直者もうそつきも行く末はその積み重ねの

結果となるものです。

うその上にうそ

立ち回りがうまかったり、ちょっと要領が良かったりの人で、その場その場で言うことが違う人って、

だいたいの場合自分を良く見せたいからです。日頃からそれが身についてしまっていて、

なんの悪気もない人もいます。

とっさで口からついた言葉というのもあって、引っ込めることはできないので、

さらにうそが重なっていくということがありますね。

ずっとうそにうそを重ねていかなければならない。なんだか人生そのものがごまかしになってしまうような。

正直者ゆえになにかがあったとき、たとえば仕事では真正面から怒られてしまっても人生そのものが

正直なほうが良くないですか。

うその上にうそを重ねていく自分でいいのか、正直者でいたいかは自分次第です。正直者で得るもの

”正直者は損をする” や ”正直者はバカを見る” という言葉があるくらい正直者で損をしたりバカを見たりすことが

多いのでしょう。

この世の中は理不尽だ‼なんてことも言いたくなりますよね。

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正直者は損をしても得るものが大きい

信頼

あなたが ”正直者”かどうかではなく、あなたから見たときに ”正直者” の人と ”正直じゃない人” の

どちらが信頼できますか。答えは一目瞭然ですね。

一見はその場その場の言葉でうまく切り抜けたり、人から注目を浴びたりしている人を見れば、

正直者なんかじゃなくてもいいと思ってしまうかも。

でもね、正直じゃない人っていずれはどこかでほころびが出てくるものです。

そうなったときに失うのは信頼です。信頼というのは得るのはむずかしく、

けれど一度失ってしまうと簡単には取り戻すことはできません。

正直者だからこそ、時間がかかっても得た信頼は強いものです。

人からの信頼というのは何よりの宝物です。

正直者が損をするのではなく、正直者が本物を得ることができるのです。

しあわせ

正直者が損をするという ”損得”だけで見るのではなく、自分の心を見れば損得にはならないのではないでしょうか。

ひとつのうそからまたうその積み重ね、その場その場の言葉でやり過ごす…損得ではなく

苦しいのはそんな人ではないでしょうか。そして、そういう人のまわりに集まるのは似たような人たちです。

正直者ゆえに人のからの信頼が寄せられてくる人のまわりには、おなじような正直者が集まります。

そうした関係の中では、自分の心も豊かになってしあわせが得られます。

ごまかしの人生にほんとうのしあわせはありません。

賢く損をしない正直者

”正直者は損をする” ”正直者はばかをみる” こんな言葉どおりにならないように正直者でありながら

自分の在り方をしっかり持ちたいものです。

そのためには賢い正直者がいます。

正直者である必要はない

ここまで正直者のほうがいいと言ってきたのに、ここで正直者である必要はない⁉ってどういうこと?

ただ自分を良く見せるためだけとか、なにかの問題から逃げようとするといったこと、人をまさにだますなどのうそやごまかしの話ではありません。

賢い正直者の話です。ただこれは、正直者が賢いということではありません。

大切な人には正直者でいる、そうでない場合は必ずしも正直者でいる必要はないということ。

これは特にビジネスの場合必要なときがあります。

たとえば、あなたが会社の経営者だとします。そして会社はとても儲かっています。

この儲かっているという本当のことを言う相手を選びます。

お金がない人、会社の経営がぎりぎりだったり危ういところに ”うちの会社は大儲けしている” なんて言ったら、

”ちょっとお金を貸してもらえないだろうか” ということになります。

特にこれは下請けや取引先の経営状態によっては、正直者ではいられないのです。

そうしたところで金銭トラブルというのは起きやすくなります。

逆にあそこと絶対に取引をしたいとなったら ”これだけお金があります。”と正直者になります。

これは自分を良く見せるとか、人をだますとかの偽りではありません。

これがビジネスでの賢い正直者です。損をしない正直者です。

信念と価値観

なにが正しいのか、なにが違うのか。

ものごとをしっかり見て、自分の考えを持つことです。そしてその考えを自分の頭の中に置きながらも、

いつでも言葉に出して、なぜその考えなのかをきちんと誰にでも説明できるようにしておくことが大切です。

正直者が損をするとか、ばかをみるということに当てはまりやすい人がいます。

心の中は純粋な正直者なのに、この自分の考えを誰にでも説明できるようにしていないということがあります。

信念と価値観です。自分の正直さに信念と価値観を持てばそれを貫けばいいのです。

そうすれば、今は言葉がうまくその場その場をすり抜けている人に集まっている人たちにでも、

いつかはあなたの正直さに目を向けるときがくるでしょう。

そこで大切なことは”自分らしさ”です。自分らしさを知って自分の個性を出すことです。

”自分らしさ”と”個性”についても書いてみました。

こちらの記事も読んでみてくださいね。

もし仮に誰にも目を向けられなかったとしても、その信念と価値観が損をするということはありません。

正直でない人に群がっている正直者が損をするのです。

一生の宝

自分に非があるなら素直に認めて謝る。違うと思うなら違うと言う。悪いものは悪いと言う。

これらは自分が正直でいる信念があるからこそできることです。

損をするとか得をするとかではなくて、自分に正直になればいいのではないでしょうか。

うそやごまかしをする人はたしかにその場は楽にやり過ごせるでしょう。

正直者はつらくなるときがあるかもしれません。

”正直は一生の宝” という言葉があります。

これは、正直者は人から信頼されて、そこから成功やしあわせを手に入れることができますよということです。

一生の宝を手に入れるかは自分次第です。

正直者は損をする?まとめ

正直者が損をするか、ばかをみるかどうかはすべて自分の在り方次第です。

自分の信念や価値観を持っていつのときでもそれらをあらわす強さを持っていれば正直者だからといって

損をするとかばかをみるということではありません。

”類は友を呼ぶ”。おなじような性質の人や仲間が寄ってくるという意味です。

うそやごまかしを重ねていれば、そこに集まるのは似たような人たち。そしていつかそのうそやごまかしを見抜かれたとき

良い人も離れて信頼もしあわせも失ってしまうのです。

時に正直者は損をしたりバカをみたりがあるかもしれませんが、自分がどんなふうになりたいか。

最終的にしあわせなのはどちらなのか一目瞭然ですが、自分次第であります。

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