ずぼらをポジティブになんとか言い換えてみたい
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まわりから ”ずぼらだね” と言われる人もいれば、自称 ”ずぼら” という人もいるでしょう。
世間一般的にずぼらな人の特徴を見てみると、どれもこれもいいことは出てきません。
ずぼら = だらしない。これがもっともかもしれません。
ずぼらについて調べていたら、あらっ⁉ わたしの夫はずぼらの特徴に当てはまるものが・・・。
ちょっと他人事ではないずぼらな人。
ということで、わたしの夫に登場してもらいずぼらな特徴と併せて、メンツのためにもだらしないなんて言われる
ずぼらをポジティブに言い換えしてみます。
(夫本人はここに登場させられていることはつゆ知らずです)
まず、広辞苑からのずぼらの意味です。
ずぼら:すべきことをせず、だらしがないこと。無精なこと。
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パセリ
10年の海外生活、介護福祉士を経て、現在は整体師・パーソナルコーチで、自営サロンを経営。
自身の体や心の不調の経験。整体師として2000人以上の人の体に触れて、心との対話からの経験で、健康のために色々な方法を勉強して実践
取り入れて良かったものを自分のサロン同様にこのブログの中でもお伝えしています。
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医師から勧められた水素吸入も、今は日常の習慣になっています。自分の不調の経験から、シンプルが一番と気がつきました。” 食も生活も人間関係もシンプルに " の生活スタイルと体と心の健康を発信しています。
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ずぼらっておおらかなんです
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広辞苑の意味にもあるように、ずぼらというのはだらしないとありますが、これはほかで見ても
どこにでもまず出てきます。だらしないとはあまりにも聞こえが悪すぎの感じもするので、
それならずぼらのほうがまだかわいげがあるような気がします。
世間一般的にずぼらがだらしないなら、えっ!?わたしはだらしない人といるの⁉
絶対ずぼらのほうが愛嬌があるでしょうが、これは何としてもずぼらをポジティブに言い換えなければなりません。
細かいことを気にしない
ずぼらをポジティブに言い換えてしまうと、細かいことを気にしないおおらかです。
まず、ずぼらには”整理整頓”という言葉がありません。
部屋になにが転がっていようが、散らかっていようがまったく気にしません。
ほこりがかぶっていたって気にしませんよ。とにかくおおらかです。
ずぼらな夫は細かいことを気にしないおおらかさがありますから、こちらが何を手抜きしても
気にしません。気にしないというより正確に言えば気がつきません。
そのためこちらが手抜きができるという面ではほっとします。おおらかです。
けれど、相手はずぼら。手抜きをしすぎると、あっという間にゴミ屋敷にも発展してしまいそうです。
ずぼらな、いえ、おおらかな夫の後始末には手を焼きます。
使ったものを元の場所に戻すという”片付け” という習性がまったくないです。使いっぱなし。出しっぱなし。
ずぼらな人はなぜずぼらになったのかというのを、育った家庭環境や本人の性格と言われることが多いのですが、
だとしたら夫の場合、家庭環境は全否定できます。明らかに本人の性格によるものです。
整理整頓や片付けという言葉が本人の辞書にはありませんから、”片付けてね” と言って、
あとから見るとおどろきの光景が!なんていうことは日常茶飯事です。
片付けではなくて、その場所からちょっと右に移動させただけなんてことも。
脱いだパジャマをその辺に放り投げてあるので、”たたんでね” と言います。
どうなってるか想像できますか?
くるくるくるっと丸めて、これまたその辺にポンッ!です。
そうかぁ、ずぼらにはこれがたたんだということなんだぁ…
細かいことを気にしないずぼらはなんともおおらかです。
省エネができるずぼらのポジティブさ
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ずぼらというのはとにかく無駄な動きをしません。無駄に動いて体力やエネルギーを消耗させないのです。
無駄な労力を使わない。ずぼらをポジティブに言い換えると省エネです。
動かない工夫
ずぼら夫は仕事以外で家にいる時はとにかく動きません。これがまさにずぼらの特徴です。
いえ、ポジティブに言い換えしてすばらしい省エネです。
スマートフォンはもちろん、今読んでいるわけではない本もリモコンも自分が必要なものは、
なんでもかんでもテーブルの上に揃っています。テーブルの上にお店が開かれています。
自分が動かずにしてすべて180度手の届くところにあります。
”あのね、ここは食事をするところなの” と言うと、その物たちの行先は…テーブルの下です。
そもそも片付けという言葉を持たないずぼらですからね。
整理整頓にも片付けにもパジャマをたたむのにも労力は使いません。省エネです。
体力もエネルギーも省エネで温存するするようです。
その分こちらの体力もエネルギーも存分に消耗されますが。
見なかったことが得意
ずぼらの特徴に挙げられるひとつに仕事ができないとか時間を守らないというのがありますが、
これらのずぼらの特徴がすべてのずぼらに当てはまるわけではありません。
ずぼらだからといって仕事をしないということはなく、仕事は立派にします。
だからこその反動⁉ 仕事以外でのずぼらの発揮ぶりはすごいです。
細かいことは気にしないおおらかで、無駄な労力は使わない省エネです。
宅配便が来て玄関に置かれた荷物は、こちらが荷解きをしなければずーっとそのまま放置されます。
その荷物があるところを通っているにもかかわらずです。
見ても見なかったことにするずぼらをポジティブに言い換えると、まさに省エネです。
ずぼらにも力を発揮する潜在能力がある
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すべてのずぼらがすべてのずぼらの特徴を持ち合わせているということはありません。
ずぼらをポジティブに言い換えると時にすばらしい潜在能力を発揮することがあります。
人を惑わすずぼら
ずぼらの特徴にだらしないことから時間にルーズというのがあります。
わたしが関わるずぼらは身近に二人おります。
ここまで登場していた夫と実姉です。どちらも引けを取らないずぼらです。
引けを取らないこの両者に共通するずぼらなのに人を惑わすのが、時間をきっちり守るということです。
ずぼらが時間にルーズだなんてことはありません。
それぞれ家の中でのずぼらの発揮ぶりはとんでもないものがありますが、時間をきっちり守ることから
人の目にはずぼらというのが見抜けないことがあります。
また実姉の家の中は日頃はとっちらかっています。ほんとうにまれでありますが、
おもいっきり掃除をするときがあります。めったにやらないのですがやりだすと止まらないそうです。
特に家に訪問者がある時は普段やらない分、ピカピカに仕上げます。その時だけなのですが、
きれいな家の中を見た訪問者は、ずぼらとは絶対に想像できません。
ちゃんとずぼらにも人を惑わすすばらしい潜在能力があるのです。
ずぼらは自然体で過ごせる
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ずぼらな人というのは良く見せようという見栄もプライドもなく、その分隠し事もありません。
ずぼらをポジティブに言い換えると自然体です。
ストレスフリー
仕事以外ではずぼらはもう ”そのまんま” でいるのでストレスがありません。
そのストレスフリーのずぼらが中途半端にやり残した後始末でこちらのストレスは上昇しますが、
ずぼらはおかまいなしです。
”パジャマをたたんでね” と言えば、くるくるくるポンッ!の
夫ですが、実姉のずぼらさはそれを上回ります。
脱いだパジャマのズボンは本人とおなじで、もう”そのまんま”の形をしております。
本人いわく、夜にまたはくときにそこに足を入れればいいとのことです。
自然体です。ストレスフリーです。
ずぼらになる原因のひとつに育った家庭環境と言われるようですが、どうみてもこの両者は、
もう本人の性格です。夫のきょうだいの家に行くと、すべてのものがきちんとすぎるくらい整理整頓されていて、
キッチンのシンクには水滴ひとつありません。
わたしと実姉も間違いなく一緒の環境で育ちました。
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きょうだいでも
こんなに違うんだね
ここまで違いが出てくるというのは本人の性格以外のなにものでもありません。
ずぼらならではの、そのまんまの自然体です。
ずぼらをなんとかポジティブに言い換えてみたい⑤気楽
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ずぼらが中途半端にやり残す後始末をいつもいつもきっちりとやっていると、こちらの体力やエネルギーが消耗して、
身が持ちません。けれど、ずぼらの良いところは細かいことは一切気にしないおおらかさがありますので、
こちらのやり方次第です。
ずぼらをポジティブに言い換えると、気楽です。
ずぼら本人が気楽なのはもちろんですが、まわりも気楽になれます。
なごむ
ずぼら夫を相手に、家では約束事があります。
約束=「出かけるときは、テーブルの下の本や物はぜんぶ片付けといくこと。片付いていない物は、
帰ってきたときには、ゴミ箱行きになってるからね。」。
この約束事が守られるのは5回に1回くらいのものです。
約束が守られなかったある日。”あのね、今朝、本が出しっぱなしだったよ” といったら、
ずぼらが返してきた言葉は、” あっ!気がついちゃった‼” です。
これにはもう笑うしかありません。
ずぼらをポジティブに言い換えたとき、おおらかで自然体、そしてこの気楽さには、
とてもなごむものがあります。
不変的
どうしてずぼらになったのかと併せて、ずぼらの治し方などというものも見かけます。
身近にずぼらと関わるわたしの考えは、ずぼらは不変的です。
ありのまま、そのまんまの自然体で、気楽にいたいし、まわりも気楽にさせるずぼらは、
変わることはないでしょう。
実際に何度もずぼらを変えようと試みたことがあります。
けれど、つらくなるらしくずぼらならではのおおらかさと、そのまんまの自然体がなくなってしまうようです。
それならば、ずぼらという愛嬌で、それこそそのまんまの自然体でいいなぁと、
こちらが完全に折れました。見事ずぼらの勝利です。
ずぼらをなんとかポジティブに言い換えてみたい|まとめ
だらしないなんて言われてしまうずぼら。広辞苑には ”無精者” とも載っていますが、
だらしないよりは、無精者のほうがいいし、だらしないよりは、ずぼらのほうがかわいげがあります。
ずぼらな人、まわりにいませんか。
たとえば、女性ならバッグの中がいつもごちゃごちゃ状態。なんでもかんでも入ってる。
女性も男性も寝ぐせのついたままの髪や、いかにも部屋着のままで現れる・・・。
でもそんなずぼらな人って、おおらかだから人のこともいちいち気にしないし、うるさいことも言わない。
なんといっても見ている人が、放っておけないと思ってしまうタイプが多いです。
だから、ずぼらをだらしないなんて言わないで、ポジティブに言い換えると、
・おおらか
・省エネ
・潜在能力
・自然体
・気楽
こんなに良いものを持っているんですよ。