ポジティブの短所とは?注意したい3つのデメリット
ネガティブでいるより明るくポジティブでいた方が良いとは誰もが思うものです。
ポジティブといっても正しいポジティブと間違ったポジティブがあります。
間違ったポジティブには短所と、そこにはデメリットが生まれます。
あなたのポジティブさは本物ですか?
間違ったポジティブの短所とそのデメリットとはどんなものでしょうか。
これを知ると心の負担にならないポジティブになれます。
いつもポジティブでいようと自分に言い聞かせていることに、
ちょっと疲れを感じてしまっているとしたら最後まで読んでみてくださいね。
パセリ
10年の海外生活、介護福祉士を経て、現在は整体師・パーソナルコーチで、自営サロンを経営。
自身の体や心の不調の経験。整体師として2000人以上の人の体に触れて、心との対話からの経験で、健康のために色々な方法を勉強して実践
取り入れて良かったものを自分のサロン同様にこのブログの中でもお伝えしています。
シンプルでお金がかからない塩&にがりの”塩ライフ”もおすすめです。
医師から勧められた水素吸入も、今は日常の習慣になっています。自分の不調の経験から、シンプルが一番と気がつきました。” 食も生活も人間関係もシンプルに " の生活スタイルと体と心の健康を発信しています。
からだも心も毎日が晴れのち晴れでありますように。
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ポジティブの短所そのデメリット①不自然なポジティブ
ちょっとドキッとするかもしれないこんなポジティブな人。
無理にポジティブになろうとする
”明るくいこう!” ”大丈夫!” ”なんとかなる!” などといったポジティブな言葉を笑って
口に出す人。周りにいませんか。もしかしてあなたも?
なぜ口に出すのでしょうか。
それはポジティブであろうとするために敢えて言葉にするのです。
このように言葉にすることをバネとして気持ちを高めます。
多くの場合、これは自分に言い聞かせています。
ポジティブの枠から外れないように言い聞かせます。
けれど人は自然にできていること、当たり前にできていることって敢えて口に出したりしないものです。
自然にできていないから言葉にして口にすることで確認しながら、”そうなろう”
”そうでいよう”とするものです。これが悪いということではありません。
ただ自然にポジティブでいられる人は、その前提に自己受容があります。
自己受容って何?という方はこちらの記事も読んでみてくださいね。
間違った不自然なポジティブはポジティブの短所です。
そしてそのデメリットは無理にポジティブになろうとすることです。
他人にもポジティブを押しつける
常にポジティブな言葉を口に出してポジティブでいようと自分に言い聞かせる人は
他人にも”ポジティブであれ!”とポジティブを押しつけてしまうことがあります。
相手によってはそれが”うざい”となることがあります。
知らず知らずにポジティブを押しつけているかもしれません。
この記事も読んでみてくださいね。
自分は良かれと思って”ポジティブでいよう”と言っていたつもりが、”うざい”と思われたとき
それによって人間関係にヒビを作ることもあります。
状態や状況は人それぞれです。ポジティブでいられない時だってあるのが人間です。
自然とポジティブでいる人は他人にポジティブを押しつけたりしないものです。
間違ったポジティブの短所不自然のデメリットはポジティブの押しつけです。
ポジティブの短所そのデメリット②心の負担
“私なら大丈夫!” ”私ならできる!” と自分でなんでも頑張るポジティブが良いということはありません。
むしろそれは弱さを表しています。
他人を頼れない
何でもひとりで頑張ること、誰にも頼らないことを良いとしているポジティブな人がいます。
頼れる人がポジティブな人です。ポジティブで心の強い人です。
弱いからこそ他人に頼れないのです。ひとりで頑張ろうとしてしまうものです。
人間ひとりでの頑張りには限界があります。すべてをひとりで抱え込むのは
自分でも気づかない心の負担が積もっていきます。
その心の負担がいっぱいになったとき、不自然なポジティブな人はすべてを投げ捨ててしまいます。
他人に頼れて問題や困難を乗り越えていける人が自然なポジティブな人です。
間違ったポジティブの短所は心の負担でそのデメリットは他人に頼れないことです。
弱さに目を向けられない
他人を頼れないポジティブな人は心が弱いから自分の弱さにも目を向けられません。
人は誰でも弱さを持っています。その弱さに目を向けず良いところだけに目を向けてしまうポジティブな人。
ポジティブであろうとするために弱さを受け入れられないんですね。
頑張ってポジティブでいようと更に頑張り続けるポジティブは、ある時にぷつっと糸が切れた状態に
なることがあります。その時には自分でも受け入れられないほど心の負担が重症化してしまいます。
間違ったポジティブの短所は心の負担でそのデメリットは弱さに目を向けられないことです。
ポジティブの短所そのデメリット③勘違い
間違ったポジティブでいる人は、ポジティブを勘違いしていることがあります。
ネガティブを悪者扱いにする
”明るく前向きにポジティブでいこう!”という気持ちは大切です。
その気持ちをいつも自分に言い聞かせてポジティブでいようとする人がとってしまう考え方があります。
”ネガティブを悪者扱いにする”です。
ネガティブになることを悪いと思ってしまうことです。
人には喜怒哀楽という感情があります。この感情があって自然なことです。
感情のうちのネガティブな部分を悪者扱いにして蓋をしてしまうことで、
ポジティブを勘違いします。
人が持っている感情はすべて受け入れなければ、いつか勘違いのポジティブに押しつぶされてしまいます。
そして心の負担となります。
本来の正しいポジティブな人は、悲しい時は悲しい、つらい時はつらいと、どんな感情にも
向き合います。向き合うけれど、その中にずっと溺れてしまうのではなく立ち直ります。
間違ったポジティブの短所は勘違いでそのデメリットはポジティブを悪者扱いにすることです。
事実から目をそらす
ネガティブな感情を悪者扱いにして、常に良いところだけをみるポジティブは
物事も同じように良いところだけをみることがあります。
つまりこれから進むその先に起こりうるかもしれない問題に目を向けられないのです。
物事の事実から目をそらすのです。ポジティブにある”なんとかなる!”の状態です。
この状態でいつもいるとしたら、自分を高めていくことはできません。
問題回避です。
間違ったポジティブの短所は勘違いでそのデメリットは事実から目をそらすことです。
物事の事実をそのまま受け入れることができるのは”前向きな人”です。
ポジティブと前向きって実は違いがあります。
どういうこと?って思ったらこちらの記事も読んでみてくださいね。
ポジティブの短所そのデメリット|まとめ
間違ったポジティブの在り方には短所とそこにデメリットがあります。
ポジティブの短所とそのデメリット
・不自然なポジティブ=無理にポジティブになろうとする=ポジティブの押しつけ
・心の負担=他人に頼れない=弱さに目を向けられない
・勘違い=ネガティブを悪者扱いにする=事実から目をそらす
ポジティブでいることが大切。ポジティブでなければならない。
最近では特にこのようにポジティブが前面に押し出されているような傾向があるように感じます。
SNSだけを見ていてもポジティブな言葉がポンポン流れてきます。
けれど、忘れていけないのが人間は感情の生き物です。
人が持つ感情はそれぞれの状態や状況で違います。
そして感情はすべて大事なものです。蓋をしたり押し殺したりしてはならないのです。
ポジティブが絶対というような発信を見て、無理にポジティブになろうとする人や
ポジティブになれずに苦しむ人がいることもあります。
そうした人たちを間違ったポジティブで押しつぶさないように、心の負担にならない
正しいポジティブでありたいものです。